
マイクロブルワリー
小ロットから生産可能なブルワリー
マイクロブルワリーとは、小規模なビール醸造所のこと。定義は国によっても異なりますが、年間での生産量が多くなりブルワリーが該当します。最近では「ナノブルワリー(NanoBrewery)」という単語も登場しており、こちらはマイクロブルワリーよりもさらに1回の醸造量が少なく、醸造スペースが小さいブルワリーと定義されています。
わたしたちSANDi BREWERYもマイクロブルワリー、ナノブルワリーにあたります。年間での生産量は10キロリットル未満を想定しており、現在は1バレル(約150リットル)のタンク4台で製造を行っていきます。知名度のあるクラフトビールメーカーと比較すると雲泥の差です。

この生産量の少なさがわたしたちの大きな強みとなっています。それがオーダーメイド、カスタム醸造です。さまざまな果物や野菜、香辛料などとのコラボも予定しており、それぞれの旬の季節にだけ、一定数を作って販売するといった対応を可能にします。「こんなビールがあるんだ!?」という驚きを消費者の皆さまにお届けしていきたいと思い、当ブルワリーではあえて少量生産の体制を選択しました。
時にはチャレンジングなこともマイクロブルワリーであればリスクを抑えて実施できます。「もし失敗したら…」と考えると、誰しも試してみようという動機も下がりがちで、無難な選択に収まりがち。「あっ」と驚くようなクラフトビールを生み出すのはなかなか難しいのが実際です。
SANDi BREWERYでは少量生産というメリットを活かし、さまざまな取り組みをチャレンジングに進めていきます。オーダーメイド、カスタム醸造で「こういうことできるかな?」というご相談も歓迎です。ぜひ、SANDi BREWERYにて、新たなクラフトビールの境地を一緒に開拓していきましょう。
