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ブルワリー立ち上げの経緯(その①)

  • mcs998
  • 2024年3月31日
  • 読了時間: 3分

皆さま、はじめまして。SANDiBREWERYのサンディと申します。これから、いろいろなトピック、告知・宣伝などをこちらのブログで発信していくことになりました。



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今回は、醸造所を立ち上げるまでの軌跡・経緯についてお話させていただきます!ちょーっとだけ過去に戻り、少~しだけ長いサンディの旅をした話。ぜひ、お好きなビールを片手に、ご覧いただければ幸いです。



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わたしは1987年5月に、いわき市の三戸家の次男坊に生まれ、何不自由のない生活をしていました。高校生になり夢中になっていたバンド活動がきっかけで「音楽で食っていく」と一人ひそかに夢を抱き高校卒業してからは定職にも就かず、バンド活動とアルバイトの生活をしていましたが、バンドの解散がきっかけで挫折。途端にやりたいことがなくなってしまい、モヤモヤしながら20歳になり、「何かデカいことがしたい、、、」と思い悩んだ末、バイクで「日本一周」の旅を敢行しました。




自分の中で、何かが変わると思っていた日本一周の旅。しかし、人生の転機となるようなに進展もなく終わりを迎え、結局何も変わらない生活に逆戻り。あっという間に20代半ばに差し掛かって「周りの目も気になるし、就職しなきゃ。。」と、地元の住宅メーカーに就職することになりました。


しかし、入社してから約半年後の2011年3月、東日本大震災の発生で生活が一変。福島県全体が大混乱している中で、復興住宅の仕事が舞い込むようになり、建設業は大忙し。寝る暇も惜しんで仕事に打ち込んでいました。


復興住宅の建設ラッシュが落ち着くとともに、契約がぱったりと取れない。そんな日々が長く続いたことで精神が疲弊。「自分の代わりはいくらでもいる。ならば、自分って生きている意味あるのかな。。」と思い詰めてしまうほど、精神的に落ちてしまい、いつしか自分の存在価値を見出せなくなっていました。


そんなわたしの状態を見かねた友人から、「また旅にでも出たら?」との一言。以前の旅の思い出が頭の中で強烈にフラッシュバックすると同時にタガが外れてしまい、半ば逃げるように住宅メーカーを退職。2度目の日本一周の旅へ出ることにしました。


今回の旅は軽バンを買っての車中泊での旅。在職中の貯金がある程度あったことで、優雅な旅を送ることができました。旅の最後の訪問先は沖縄。旅の終わりが見えてきたことで、その先のことを考えると憂鬱な気持ちに。そんな矢先に偶然、滞在先のゲストハウスで、一人でタイを旅して帰国したという女性との出会いに恵まれました。


次回へつづく

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いかがだったでしょうか。若き日の思い出を少し振り返ってみましたが、若気の至りという選択ばかりをしていたような気がします。そんなわたし、サンディが沖縄でのある女性との出会いをきっかけに、「人生初」の行動に出ます。次回掲載の「その②」でお話していますので、こちらもぜひご覧ください。


それでは、また。




 
 
 

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